ねこのしつけ(2015/10/24)
長崎地方は、 日中28℃ほどあります。
あっついです

でも 夜は、 17、8℃に下がります。
この気温差、 まずいですよね~
実は teaは ここ1週間 のどをやられてしまって、 しわしわ声になってしまいました。
昨日 病院に行ったら、 今週の水曜日・木曜日に 西日本一帯にPM2.5が高濃度だったため、 一気にのどや鼻の不調を訴える患者さんが増えたそうです。
teaは、 日曜日からずっと のどが痛くて よくなりかかったところで、 PM2.5にやられてしまいました

皆さん、 どうぞ お気を付けくださいませ~


先日 まだ飼い始めのねこちゃんの飼い主さんから、 言うことを聞かない、 壁や柱をガリガリして困る、 どうしたらいいかしら?と ご相談を受けました。
猫は犬と違って 「しつけ」 というものは ないような気がします。
むしろ 飼い始めは コミュニケーションのほうが 大事ではないでしょうか?
我が家のれンあいちゃんも 壁や柱をガリガリしました。
陶器も ずいぶん 割りました

でも これって ねこちゃんが悪いのでしょうか?
「だって ガリガリしやすかところに 柱のあるとやもん」

そうよね?
あるんです! おあつらい向けの所に!!
teaも 最初のころは、 「ダメ!」と よく言っていました。
でも そのうち気づきました。 「ダメ!」は だめなんじゃないかと・・・
スウェーデンの教育法に 幼児が暖炉に近づこうとしたとき、 「危ない! ダメ!」と叫ぶと 子供はびっくりして 泣き出してしまう、 でも子供は メラメラ燃えている赤々としたものに興味を示しているだけだと!
だから 燃えている火より 興味を示すものを見せて、 こっちの方が面白いよ~ とすると 子供は、 火に近づくことをさっさとあきらめて もっと面白そうなおもちゃへ 突進してくる = 危険の回避と同時に 子供を必要以上に怯えさせない - とまあ こういう段取りなんです。
ねこちゃんも 同じじゃないかと。。。
特に仔猫ちゃんは、 好奇心の塊です。
ちょっとでも 面白そうなものを見つけたら、 突進してきますよね? そして 飼い主さんが一緒に遊んであげると コミュニケーションが深まります。
「アタシは、 面白くて興奮して よう じぃじの 足ば 噛みよったと! そしたら じぃじに 叱られた。。。 ブツブツ」

それも ご愛嬌なんですけど、 仔猫のうちは 歯も爪もとがっていますから、 痛いですよね~
爪は 切ってあげたらいいと思います。 噛むのは、 中には噛み癖のある仔もいますね?
我が家は、 不用意に噛まなくて済むように 興奮ちょっと手前で 手を引くようにしていました。
遊び方もあると思います。 そのうち、 飼い主とねこちゃんの呼吸が合うようになって、 これ以上はNGというタイミングを ねこちゃんが図ってくれるようになります。
「マンマは、 自分が 面白がっていたもんね?」

はい、 その通り~
出会ってから お互いを知りあうまで 少し時間が必要かもしれません。
でも ねこは とっても賢い生き物です。
次第に 加減を知り、 飼い主の気持ちまで おもんばかってくれるような存在になっていきます。
teaは 猫語は わかりませんが、 彼女たちの表情を見ていると welcomeなのか NGなのか わかるようになってきます。
まずは、 お互いをよく観察し合って、 無益に叱ったり 大声をあげたりするのは やめるべきでしょう。
ガリガリしないで済むように ガリガリしそうなところには、 板や 段ボール製の爪とぎを置いておく、 興奮して ガブリ!とやりそうなときは、 興奮一歩手前で 手を引く、 おうちのどこかで いたずらしそうなときは、 こっちのおもちゃのほうがおもしろいよ~と ゆらゆら示してあげる など、 転ばぬ先の杖を 飼い主が知恵を働かせて 安心した生活を提供してあげると いいのでは?と思います。
「マンマは、 よく ティッシュや アルミのモミモミを 転ばせよったね~」

あら? 覚えていた?
そうね~ れンあいちゃんと遊んだこと 楽しい思い出よ~
人間だって たたかれたり、 大声で叱られたりすると いやだもんね?
だから そうならないように事前の種まきが大事だよね?
しつけって 一言で言うけど、 人間の努力のほうが 大事だと マンマは思っています。