病院と飼い主の関係①(2015/10/07)
とても ラッキーなことだったと思います。
れンあいちゃんが、 我が家に来て 飼い主としては ど素人のteaが、 獣医師に言われるままに まずやったことは、 予防接種でした。
そして 5歳の誕生日に これからは1年に1回 血液検査を予防接種の時にしませんか?と言われて、 はいはい そうですか? と言って 始めました。
この時にかかっていた獣医師は、 今は血液検査は、必要ないかもしれないけどと前置きされて ある症例を話されました。
当時 この獣医師は、 18歳のねこちゃんを往診していました。 なかなか こんなに長生きするねこちゃんはいない、 酸素ボンベをもちこんで 治療していると言っていました。 血液検査をしたいが、 往診だし元気な時のデータもないから 比較検討しにくいんだよね~ と言っていました。 さらに・・・ これほど高齢のねこちゃんの血液データは、 なかなかないから~とも。。。
そのドクターは、 残念ながら ご病気になられて 獣医師として働くことができなくなってしまっています。
あいちゃんが、 25歳まで生きたことを 知られたら、 血液データ のどから手が出るほど 欲しかったでしょうね~
「アタシは、 ちーば 採られるとは、 どうもなかったとばい!」

teaは、 れンあいちゃんで お世話になった獣医師は、 10名います。 お電話だけのドクターまで加えたら、 12名です。
ドクターの前で 言いたいことが言えないという飼い主さんがいらっしゃいます。
そういう方は、 ドクターだから 言えなくなりますか? それとも 誰とでもなかなか コミュニケーションが うまくとれませんか?
ドクターだからという方は、 緊張して 言いたいことが言えなくならないように メモを持参しましょう。 そして 体重測定したデータや記録を持参しましょう。 上手に言えなくても データが語ってくれます。
そしてドクターからしたら、 どれだけ飼い主さんが真剣かということが、 わかります。
「点滴は、 立ってするものばい!」

teaは、 あるドクターから 言われました。
「teaさんは、 眼差しがいいんです。 しっかり 私の目を見て お話されますよね? いろいろおっしゃるけど、 全て理論的ですから、 こちらも筋道を通してお話したら、 理解してくださるので、 係わっていて とても心地がいいんです。」
たぶんに お世辞も入っています。 が 目を見て話すなんて お話を聞く基本ですが、 目を見るって 実は怖いことなんです。
目を見るということは、 どうかしたら敵対関係になることもあります。 動物同志が目を合わせないのは、 ケンカの前兆だという説もあります。
でも 目は「治したい」という熱意と 「お願いします」という一生懸命さを 訴えます。
そして ドクターは、 そういう飼い主と 動物との距離感をしっかり観察しています。
「みんな、 あたしのごと 点滴中も モデル立ちば 忘れんとよ! 」

teaは、 れンあいちゃんを尊重していましたから、 病院で あまり手を出すことはしませんでした。 治療中も 大丈夫! がんばれるよ! ほら、 がんばったね~ 終わったよ~ という声かけが多かったと思います。
ドクターも人の子です。 この飼い主さんのために ひと肌脱ごうか!と思っていただけるように 飼い主として 成長していくことも よりより医療を我が仔に提供するために必要なことだと思います。
そして 獣医師と飼い主の関係がよいと ねこちゃんも 心穏やかに治療を受けることができると思います。
動物病院との関係について ここ数日 振り返ってみようかな~と思っています。